雑記帳(2003年分)



●2003/11/27 竹は木材ですB
 その後、例の竹はどうなったのかと言いますと、しっかりと隠れ家としての役割を果たしておりまして、さらになんと、ローチ達に人気のスポットになってしまったようです。水面に浮いていて、ふらふらと漂う浮遊感がよいのか、それとも広さが絶妙なのかは知りませんが、何匹かで固まって入っている姿をしばしば見かけます。
 彼らにとっては、暗くてそれなりに隠れたつもりになれる穴があればよいと言うことらしく、あまりこだわりはないのかも知れません。
 こう考えるとおもしろいことを思いつきます。この竹、大量に買ってきて浮かせておけば、底砂の上に隠れ家を設置する必要がないのではないかと思いました。水草をぜんぶ取り払って、ミリオンバンブーなどを植え、水中シシオドシなんかを作ったりして、純和風の浮き竹レイアウトというのも楽しいような気がしています。
 ということで、とりあえず、信じられないと言うあなたのために、浮いている竹に入り込んでご満悦な4ちゃんと細縞君の写真を大公開です(笑)。

●2003/11/7 竹は木材ですA
 先日とても悔しい想いをした竹ですが、どうしてもあきれめきれずに水槽に浮かべておきました。うちにはサカサナマズが居るので、その隠れ家にでもしてくれればいいと思っての負け惜しみみたいなところもあるのですが…。でも、そんな私の願いが通じました!今日帰宅して何気なく水槽を見てみると、なんと、4ちゃんが中で寝ているではないですか!!もう嬉しくて嬉しくて仕方がなかったです。しかも、ゆらゆらと水面を漂う竹の中でごろりと横になって、ぐっすりと寝ています。もう、感動です。「さすが、見る目があるぞ、私は!!」なんて思って鼻高々でした(笑)
 このことでわかったのはローチの隠れ家は必ずしも水底にある必要は無く、またしっかりと固定されている必要もないと言うことです。水面でもどこでも、多少動いたとしても、よしかかって安定していられればそれで良いようですね。一つ勉強になりました。が…。私は水槽に向かってつぶやきたくなるんです。「君たちは、本当に無節操だよね。なんでも食べるし、どこでも寝れるし、何にでも興味示すし…。こだわりとか、無いのかな?」と。でも、それって飼い主に似ているような気もします。飼育スタイルとかにこだわらないアバウトな飼い主と、生活に全くこだわりの感じられない飼い魚の楽しい生活は今日も続くのでした(笑)

●2003/11/5 竹は木材です
 先日水槽を二つに分けたおかげで、流木も二つに分散しまして、ローチ達にとってはちょっと隠れ家が少なくて物足りないかなと思っていたので、会社帰りに100円ショップに寄ってきました。そして、隠れ家になりそうなものはないかと物色していたら、良いものを発見!太さが直径5センチくらいの竹の切れ端で、長さは10センチほど。穴の直径も4センチはあります。下がちょうど節になっていて、コップのように使える形でした。これの節を抜いてしまえば、土管みたいになって隠れ家として最適!!なんて、かなり舞い上がっていまして、1も2もなく購入すると家に持ち帰ったわけです。良く洗って節をはさみの柄で押してやると綺麗に抜けまして、理想通りの土管の完成です。しかも、風情がある!かなりの自信作で、あとはローチ達が気に入ってくれればと思って勇んで水槽に投入したのですが…。
 浮きました(涙)。浮きました(泣)。浮くんですよ、竹って…。というか気づきましょうよ、その前にって感じですが、すでに後の祭り…。水面に浮いた竹など、ローチの隠れ家になるはずもなく、完璧に無視されたまま、濾過器の水流でむなしく漂うのでした…。
 竹が水に浮くと言うことが全く頭になく、この形と、風情をみて、舞い上がり即購入した浅はかなところが今回の敗因です。ちなみに、今見たら漂ってきたサカサナマズも無視しました…。きっとローチ達もバカな飼い主を水槽の中から笑っていることでしょうね。ちょっと悲しい夜です。

●2003/10/18 他人の庭は…
 またもやかなり長らく更新しなかった雑記帳です。おもしろい行動とか見つけると掲示板に書いちゃうのでこちらに更新しなくなったんですよね。あ、いかんいかん、頑張らねば。
 さて、今日も今日とて、ゆったり→ばたばた→ゆったり→ばたばた…と言う感じで生活しているうちの5匹のローチですが、今日はそのうちの2匹のお話。
 先日うちにラムがやってきました。と言ってもレッドラムズホーンじゃないですよ。アピストのラミレッジです。で、彼、一度は単独で汲み置き水槽に入れたのですが、移動などありまして、ちょっとメイン(ローチ)水槽に移ってもらいました。この水槽には低層で縄張りを主張する魚は入っていないので早速彼はそこでも縄張りを主張して、60センチ水槽の一角を住処と定めたようなのです。そこにやってくるプラティやモーリーなんかを一生懸命追い払っています。それらの魚は威嚇されると適当にそのエリアから逃げてゆくのですが…。そこへやってきた2匹のローチ。4本縞の4ちゃん、そして、一番くっきりした縞の美ローチ腹丸君です。この2匹は鈍感というか、何というか、あまり物ごと気にしないタイプなのです。平気でラムのテリトリーに入っていきます。当然ラムは背鰭腹鰭をいっぱいに広げて威嚇…。しかし、この2匹、それが見えていないのか、見えても威嚇だと気がつかないのか、完全に無視して横を素通りしました。ラムはそれを追いかけて必死で威嚇を続けますが、効果なし。そうこうしている間に、2匹のローチはラムのテリトリーの中心に行くと、なんとそこで寝たんです(笑)しかも、2匹で横になって…。ラムも呆然(としているように見える)です。一応、寝ているローチに威嚇したりしているのですが、寝てしまったローチ相手では後の祭り。ローチ達が起きることもなく、ラムはその上で困り果てて、仕方なく、入ってきた他の魚に八つ当たりするかのごとく、追い立てていました。
 他人の庭も彼らにとっては寝床でしかなかったようです。恐るべし、クラウンローチ…。

●2003/9/2 そのしっぽは俺のしっぽ
 久しぶりの雑記帳です。更新をさぼっていました(笑)。
 水槽をふと見ると、相変わらず、腹丸君と4ちゃんはグースカ寝ていたのですが、その横で細縞君とポチ君がなにやら争っておりました。お互いに縞がかなり薄くなって、やり合ってるんですね。クラウンローチを飼い始めた頃だと、かなりどきどきするシーンですが、今となっては「ああ、またやってるなぁ」なんて、お酒をちびちび飲みながら余裕で眺めている状態です。この程度の喧嘩であれば、どちらともに無傷で終わるのがいつものパターンですので、心配するだけ損なのです。と思ってみていたら、今度はお互いに追いかけ始めまして。”お互いに追いかける”ということはつまり、お互いに尻尾を取り合うのですね。おもしろいです。一カ所を中心にしてぐるぐると回転してました。何か、尻尾を取った方が勝つとか、ローチの喧嘩の勝敗には決まりがあるんでしょうか?謎です(笑)。かなりしばらく、2匹で回りながら尻尾を取り合っておりました。本当に縞が見えないくらいに興奮してます。そんなに回ったら、チーズになっちゃうよ。なんて思いながら見てましたが、チーズになる前にあっさりと終了。そして、何事もなかったかのように、流木のうろに入って寝てしまいました。うーん、どっちが勝ったんだろう??そんな疑問だけが私の頭に残りました。

●2003/6/26 いろいろな楽しみ方
 クラウンローチを一人で飼っていた頃と、このサイトを作って皆さんとクラウンローチのお話をしながら飼っている現在とを比べてみると、後者の方が圧倒的におもしろく、またいろいろな飼い方を伺う楽しみも増えました。やはり、熱帯魚飼育は人それぞれなのだなと実感させられます。場所や時間や金銭的な制約がそれぞれ違いますから、飼い方が変わるのは当然ですが、それだけでは片付けられない、クラウンローチの楽しみ方のポリシーを感じます。
 エサをあげたりスキンシップを楽しむ方、大きな水槽で大きなローチを育てる楽しみ方、たくさんのローチをワラワラさせて楽しむ方、柄違いのローチを探して楽しむ方、他の魚との混泳のアクセントとして楽しむ方、1匹をとにかく愛する方、ローチを含めその仲間だけを集める方、大きなローチを買ってきて迫力を満喫する方…。更にそれらを複合して楽しんでらっしゃいます。こうやって挙げはじめたらきりがないですが、皆さん同じようにローチを飼っていながら、一人として同じ楽しみ方をしていない。不思議なものです。そんな楽しみ方に客観的な優劣を付けることはできませんが、それぞれ皆さんが自分の楽しみ方が一番良いとおもって、一生懸命に可愛がっていらっしゃるところがとても良いですよね。といっているそんな私の楽しみ方は…。とりあえず、”ローチがいれば落ち着く”という感じです(笑)

●2003/6/13 13日の金曜日の癒し
 由来は良く知りませんが、今日は不吉な日らしいですね。それを題材にした映画もあるくらいですから。とはいえ、うちのローチ達はそんなこと意にも介さず、元気元気でエサをモリモリとむさぼっております。やっと5匹になり、だんだんと落ち着いてきた感じがしますが、私の理想としては水槽のどこを見てもあのビビッドカラーが見えないと何となく寂しく、あと2、3匹は居ても良いなぁ、なんて思っている今日この頃です。でも、5匹になった時点で、すでに態度が大きくなってきている彼らですから、8匹にもなったら水槽前面の広いところで川の字になって寝ていそうです。ぐうたらな彼らですのでありそうなお話ですが、敵の居ない水槽だからできる芸当なのですよね。そう、ジェイソンでも出てきた日には真っ先に狩られるタイプなんです。そんなことを思いながらも、平和そうにパタパタとヒレを動かしている彼らを見ているととても癒されます。

●2003/5/31 ワイルド?ローチ
 また買って来ちゃいました。クラウンローチ。これで5匹。やっと落ち着いた感じです。どうもローチが少ないとなんだか寂しいというか、なんというか。5匹でも私にしてみれば少ない方ですので、次が無いという保証はありませんが(笑)。とりあえず、薬浴水槽があるので、そちらにトリートメントで入れてみました。でも、なぜトリートメントなのかといいますと、今日の個体はワイルド?なのです。
 店長さん曰く、「ワイルドといって問屋で別になってたんだけど、小さい個体にワイルドって書いてあるのあまり見かけないし、本当にワイルドなのか眉唾だから普通の値段で良いよ」とのことで、ほっとしていたら、もう一言、「でも、意外とワイルドかもね。生き餌以外全く食べないから」。ガーン、なんて事でしょうか。ちょっとショックを受けていたら、「うちで、人工飼料に慣らそうと1週間頑張ったけど、まだ慣れないんだよね。それでも買います?」ときかれたのですが。私は1も2もなく頷いてました。それはなぜか。この写真を見てください。
スポットというか、4本線というか。かなりの柄違いなのです。買わないわけがないです(笑) ということで、一癖ありそうな自称ワイルドのローチ君がうちに来たわけです。トリートメントタンクでじっくりと人工餌に慣れてもらうことにしました。ということで、エサ話のほうで人工餌に慣らす課程を書いてみようと思います。
 そうそう、ちなみに彼(彼女?)の名前はまたもや安直に、”4ちゃん”です(笑)よろしくお願いします。

●2003/5/29 野生には帰れない?
家のローチ達のあまりにぐうたらな態度を見ていて思うのですが、クラウンローチは野生でもこんな感じに過ごしているのでしょうか。横に寝てみたり、流木によしかかってみたり、ボーっと虚空を見つめていたり、無意味にふらふらとホバリングしてみたり…。なんか、自然界にいたら一瞬で他の魚なんかに食べられてしまいそうな気がします。100匹くらいのローチが固まって横に寝ていたりしたら、一網打尽です。というか、そんな川を見たら、汚染物質が流れていて魚が死んでいるのかと思いますよね。まあ、それが可愛いところでもありますが。
 でも、こんなローチ達も一瞬だけ野生の光を放つときがあります。それは、餌を食べるとき。たまにはそのバイタリティの10分の1でも良いので、発揮してくれないかなと思います。
 こんなローチ達、もし野生に帰ったらやっていけるのでしょうか?

●2003/5/3 いかだ焼き
 ワカサギの佃煮を串に刺した、いかだ焼きって、結構好きなんですが、昨日の夜水槽の中でそれを見ました。うちの水槽には今産卵箱が吊してあるんですが、その産卵箱と水槽のガラスの間に、狭い隙間があるんです。ローチ達がそれを気に入ったらしく、最近はそこで寝ています。で、昨日の夜、ふと水槽を見ると、4匹が…。いかだ焼きになってました。綺麗に縦に並んで、しかも同じ方向を向いて、揃って寝ています。何を考えて居るのか、全く理解できません。無性に串を刺したくなりました(笑)それにしてもおもしろい魚です(^^)

●2003/4/28 新顔
 今日は出勤日だったのですが、前々からこの日に、ある熱帯魚屋さんに行くことに決めていまして。結構心躍る状態だったんです。実は、その熱帯魚屋さんのご主人とは結構親しくしているんです。そのお店に、以前に行ったときにそこの店員さん(ご主人ではない若い人で最近入ったらしい)と、こんな会話(概要)がなされていました。
猫丸:「クラウンローチって、次はいつ入荷するんですか?」
店員さん:「クラウンローチなら、今居ますよ」
猫丸:「いえ、今いるのじゃなくて、他のが欲しいんですが」
店員さん:「他の…ですか?大きいのとか?」
猫丸:「いえ、サイズは4センチくらいで良いんですが、柄のちょっと変なのが欲しいんです」
店員さん:「は?」(←これは実際に言ってました(笑)。驚いたようです)
(そして、この店員さんは、かなり困ったらしく、ご主人を呼びに行ったのでした。きっと変な人だと思われたのです、私は)
ご主人:「柄違いですか」
猫丸:「ええ、是非。入荷日なら、入荷したローチ全部居ますよね」
ご主人:「そうですね。選び放題ですけど…」(かなり呆れ顔)
ご主人:「入荷して、トリートメントして、出せるのは28日ですね。でも、柄違い、居るかどうかわかりませんよ。滅多に見ませんからねぇ」
猫丸:「良いんですよ、居なければ居ないで、次の時にまた来ますから」
ご主人:「好きですねぇ、クラウンローチ」(思いっきり呆れ顔)
猫丸:「ええ、そうですね。ハハハハ」
ご主人:「ハハハハ(乾いた笑い)」
店員さん:「…」
と、雰囲気はこんな感じだったんです。で、その28日が今日でして。行って来ました、お店に。そしたら、ご主人が得意げに私に声をかけて来るんです。「水槽、見てみてくださいよ」って。そして、水槽を覗くと、わらわらと30匹くらいローチが居る中に、それは居たのでした。
「おー、スポットだぁ!!」
と、つい声を漏らしてしまいました。それが、この写真のローチです。もちろん、なんの躊躇もなく、家の水槽の状況など省みることもなく、買って来ちゃいました。2本目の線が短く、そのかわりに、3本目との間にスポット模様が入った個体です。このようなスポットのローチは比較的多い方ですが、それでもそんなにたくさん居るわけではないので、何となく貴重な気がします。といいつつも、うちに帰ってきて他のローチ達と一緒に泳がせたら、やっぱり全部かわいいな、なんて思ってしまって、わざわざ珍しい柄のローチを探したのに、自分の中での価値が一緒だったのは何とも不思議な気がします。それはともかく、とりあえず、名前を付けてみました。このスポット個体は、ポチ君と名付けられたのでした(また安直なネーミング…)。とにかく、これからは4匹体勢で頑張ってもらおうと思います。しかし、私の家はローチが減っても必ず、しかも安易に増えますね、いかんです(笑)。でも、ローチが増えるととってもうれしいです。

●2003/4/23 コリドラス太る
 クラウンローチ3匹が薬浴水槽に行ってからというもの、本水槽の低層魚はコリドラスだけになったわけでして、前々からあまり太らずにちょっと残念だったコリドラスが、最近太ったように思います(親バカ飼育者の親バカ視線で見ていますのでもちろん客観的な評価ではありませんよ)。やっぱり、コリドラスとのエサの取り合いでは、クラウンローチの方が一歩リードなのでしょう。コリドラスの頭の悪そうなエサの取り方に比べると、クラウンローチの適切な動きは見た目にもどちらが上手く餌をとるかがわかる気がします。とはいえ、それがコリドラスのユーモラスな動きで魅力なわけですから私はとっても好きなんですけど。ローチ達が戻ってくるまでに、栄養付けてもう少し太って欲しいなぁ、なんて思います。
 ちなみに今まで見た中で一番エサ取りが上手だと思ったのは、やはりプラティですね。彼らは私が水槽の前に来た段階でスタンバイしていますので、さすがにクラウンローチでもそれには勝てません。しかも、浮上性のフレークから、沈殿性のコリタブまで全てを狙うどん欲さは称賛に値します。
 とりあえず、コリタブを真っ先に食べはじめるローチ達が居ない今は、うちのコリ達にとってはちょっぴり平和な日々なのでした。

●2003/4/16 高速増殖白点病
 私の不注意なのですが、ヒーターの故障に気づかず、水温の急激な低下で3匹のローチを白点病にしてしまいました。しかも今回は恐ろしく白点の増殖が早く、おそらく発生から24時間たっていないにも関わらず、すでに全身に白点があります。どうなるのか心配ですが、とにかく慌てて変なことをしないように注意しつつ、様子を見守ろうと思います。それにしても今回の白点病の増殖速度は尋常ではありません。こんな発病の仕方もあるのですから、白点病は侮れませんね。どこまで症状が進行するのかわかりませんが、早く治って欲しいものです。

●2003/4/13 勢力図
 水槽の中の勢力図は新しい魚を入れたりレイアウトの変更をしたりすると、変わるものですが、2週間ほど前に大きいローチ3匹を里子に出して以来、私の水槽のローチ達もちょっと変わってきたようです。大きいローチ達がいたときはその集団の一番下っぱ(ゴメン)として、腹丸君がいたのですが、晴れて水槽一大きなクラウンローチとなった彼は、ついに念願のボスの座を射止めたようです。そして、それに付き従うのが、細縞君です。前は太縞君と2匹で仲良しグループを作っていたのに、最近は腹丸君といつも一緒です。そして太縞君は一匹で寂しそうに泳いでいることが多く、ちょっぴり可哀想になりました。とはいえ、別に腹丸君と細縞君で、太縞君をいじめるとかそういうわけではないので心配はしていないのですが。とにかく3匹になったのですから、仲良くして欲しいものです。

●2003/4/4 名前を付けよう!
 ローチが3匹になったのに、1匹だけ名前が付いていないのはちょっと可哀想な気がしたので、前から居る6センチクラスのローチ君にも名前を付けようと思いまして、ここ数日いろいろと考えていたのですが、晴れて”腹丸君”という名前になりました。数日考えてこれですから相変わらずネーミングセンスのなさを露呈していますね。ということで、なぜかこれまで出場機会の少なかった腹丸君ですが、紹介もかねて写真を撮ってみました。私がこんな名前を付けた理由がおわかりだと思いますが、お腹出てます。ぷっくりです。腹水ではありません。ただの中年太り?です。いつもこのお腹を底砂にこすりつけるようにして餌を食べてます。とてもかわいい奴で、細縞君、太縞君と共にこのページを盛り上げていってくれるでしょう。ということで、腹丸君をよろしくお願いします。

●2003/4/1 底モノ?
 クラウンローチは熱帯魚の遊泳層分類で言えば低層魚という事になっていまして、いわゆる”底モノ”と呼ばれています。彼らの餌探しの仕草を見ていれば、それには全く異議はないのですが、ただの底モノとはわけが違うということの証拠映像が撮れましたので、例のごとくいまいちですが、ご覧ください。
水面行動(535KB)
水面に浮かんだ乾燥糸ミミズの固まりにかぶりついているところです。横に見えるのは浮かせてあるウォータースプライトです。どう考えても上層魚なプラティやグラミーを押しのけての堂々の食べっぷりは、もはや底モノとは思えません。口が下向きについているハンデをモノともせず、強引に食べる姿は、上層魚と見まごうばかりです。さすがに同じ低層魚でもコリドラスやプレコのこんな姿は見たことがありませんので、クラウンローチの食い意地の張りっぷりがよくわかります。それにしても、体をねじって、強引に口を上に向けてまで食べるとは…。わざわざコリタブをあげているのが馬鹿馬鹿しくなるくらいです。ばらまき型のフレークフードで良いような気がしてきました。

●2003/3/30 里子
 友達が1ヶ月ほど前に120センチの水槽を買って、エンゼルとか、チョコグラとか、セルフィンプレコを飼っていたのですが、前からうちの大きなクラウンローチをほしがっていまして、とうとう今日大きい3匹が里子に出ていきました。気持ちとしてはあまり出したくはなかったのですが、60センチ水槽では大きくなってきたローチ達も可哀想ですし、120ならもっとのびのび泳げるでしょうし、その友達もアクア歴が長くて飼育に問題はないはずですし。といろいろ考えた末に、ローチ達が快適な方が良いだろうということで里子に出しました。そっちでも元気に育てよ〜。とはいうものの、ちょっと寂しい猫丸です(;T;)。これで、残りは3匹。クラウンローチをメインで飼い始めてから一番少ない数になりました。また小さいローチをつれて来るんだろうななんて漠然と考えていたら、友達がお礼だと言って赤コリの幼魚(2.5センチくらい)を2匹くれました。それは、彼女とそのご主人が手塩にかけて育てたものでして、ローチ同様大切に育てねばと思った次第です。ちなみに友達の一家は繁殖マニア(笑)でして、「そのうち、いんぺちゃん(IZプレコ)か黒ちゃん(ブラックエンゼル)が増えるから、あげる」なんて言っていましたが、クラウンローチを増やすであろう私の水槽にはプレコやエンゼルを入れる余裕はないので丁重にお断りしてきました。
 まあ、車で15分のところに住んでいるのでいつでも見に行けるから、なんて思いつつもやっぱり里子に出したローチ達のことがちょっと心配です。とりあえず、友達も大切なコリドラスをくれたわけですし、お互い様だななんて思いながら、水あわせ中のコリドラスとにらめっこをしていました。久しぶりに見ましたけど、赤コリって結構綺麗。

●2003/3/24 脱走?
 今日、とんでもないものを見ました。なんと、うちの細縞君が、尾鰭で水をかき、水面から体を半分以上出しているんです!かなり驚きました。実は、他の魚に白点が出てしまい、小さいローチ達、3匹は念のために規定量10分の1の薬浴水槽でトリートメントしてたんですけど、その時の出来事です。トリートメントタンクには隠れるところがなかったので、かなりいらいらしていたようです。「ここから出せ〜」と言わんばかりの勢いでした。私は慌ててトリートメントタンクに蓋をしたのですが、気づかなかったらそのまま外に出ていたかもしれません。
 その様子を記録した映像がありますので、ちょっとご紹介を。例のごとく映像がいまいちですのでわかりにくいと思いますが、水面から体が出てます。そして、私が近づくと何事もなかったかのように平静を装うところが何とも憎たらしいです(笑)。
脱走未遂(236KB)
 ということで、「クラウンローチ飼うだけだから、蓋はいいや」なんて、思ってはいけないと言うことが判明しました。クラウンローチも飛び出し事故があり得ますので、皆さんもご注意ください。

●2003/3/21 
 最近、友人がイシマキガイをくれまして、それを入れたのですが、なにやら水槽の中に卵らしきもの(白くて楕円形で、2ミリ程度の大きさ)を産んでいるようなのです。ところが、うちのローチ達はそれがすごく気になるようで、流木やガラスについているその白い卵の周りを泳ぎながら、しげしげと観察していました。まだ食べるつもりはないようですが、生まれたらすぐに口に入れるのだろうと思います。なんとも好奇心が旺盛なローチ君です。

●2003/3/15 大ローチ
 今回の話はうちのローチ達のお話ではなく、昨日札幌に行って来たときの様子などちょっと書いてみます。
 昨日のメインイベントは25センチのローチ君でして、ディスカスにも負けぬ迫力にもかかわらず、ヒレを必死にバタバタする仕草も、ヒゲを小刻みに動かすのも同じで何ともチャーミングでした。しかも、大きくなると頭の大きさが体に対して小さくなり、あまりかわいくなくなる魚が多いのですが、そのローチ君はちびローチの比率を保ったまま大きくなっていたので非常にかわいらしかったです。さらに、黒い帯もきっちりと出ていたので、なかなか良かったですよ。あえて欠点を探すとすれば、6800円という値段を何とかして欲しかったことぐらいですが。4軒ほど店を回ったので、他にもローチ君は居たのですが、中には管理が悪いのか黒ずんでいるローチ君も居たり、逆に黒バンドがくっきりはっきりして体の色つやも申し分ないものがいたりと、店による違いも結構ありました。あと、いろいろ回ってみるとわかるのですが、やっぱりローチ君は大きいものほど高価なようですね。ざっと値段と大きさを書いてみますと、
 25センチクラス:6800円
 10センチクラス:1280円
  8センチクラス:1300円
  6センチクラス:800円
  4センチクラス:600円、550円
となっておりました。ちなみに、うちの近所の熱帯魚屋さんの場合、
  8センチクラス:1200円
  5センチクラス:800円
  4センチクラス:450円、550円、800円
となっていまして、値段的に地域差はあまり無い(同じ北海道ですから比べても仕方なさそうですが…)事がわかります。そのうち、他の地域に行ったときにも値段など調べてクラウンローチの値段マップなど作ってみてもおもしろいかなと思っています。ページに来てくださる方々にお願いして情報を募ってまとめてみるのも楽しいかなと思っています。

●2003/3/12 水流好き
 うちの濾過器は投げ込み式でして、いつもぶくぶくと泡が出てるのですが、最近、細縞君がその泡の中で泳ぐのが好き。というか、泳いでいるのではなく、漂うのが好きと言った方がいいかもしれません。泡の出口(濾過器)に向かって一生懸命泳ぐと、そのあとでいきなり力を抜いて、泡に打たれながら水流に身を任せて水面近くまで昇っていき、また泡の出口に向かって泳いでは水流に身を任せ…。なんか、遊んでるみたいです。もともとクラウンローチは水流があったほうが良いようですが、こんなふうにして遊ぶんですね。でも、昨日はそうやって遊んでいたら、上を通過したシルバーシャークにぶつかって、急いで逃げてました。その脱兎のごとく逃げる姿がおもしろかったです。

●2003/3/8 火傷?
 熱帯魚が火傷するって話は良く聞くんですが、これまで私はそれらしい状態に出会った事はなく、「魚も熱かったら逃げるよね」なんて、お気軽なことを考えていたのですが、今日うちの細縞君の右側面が変色しておりました。病気かと思ったのですが、どうもそれらしい感じはなく、変色の仕方も一直線で、どうやらヒーターの上で横になって寝ていたらしいのです。幸い、あまり重傷ではないらしく、泳ぎも餌喰いも問題ないので、幹部に薬を塗って細菌感染に気を付ける程度にしておきました。とはいえ、ヒーターカバーを付けようかななんて考えたり、でもカバーに潜り込むやつもいるしなんて思ったり、少し対策を練らないといけないようです。

●2003/3/4 スネールバスターズ
 うちの水槽はクラウンローチがたくさん居るおかげなのでしょうが、スネールをほとんど見かけません。でも、撲滅することは不可能ですから、細々と生き残っているんです。そんな一匹のスネール君を今日見つけてしまいました。アマゾンソードの葉の上にちょこんとくっついたスネール君。3ミリほどの大きさなので、これまでクラウンローチの目を逃れてしぶとく生き延びてきたのでしょうね。それがすごくかわいく見えてきまして、「頑張って生きるんだよ」なんて、声援を送っていました。しかし、そんな心温まるスネールと私のハートフルな時間も次の瞬間に終わりを迎えたのでした。やってきました、うちの水槽が誇る12センチローチ君。それに付き従うように、10センチと7センチのローチが続きます。そして、アマゾンソードの上にいるスネールを発見してしまいました。「おりゃー」「とりゃー」「てりゃー」と、3匹にわさわさと食いつかれたスネール君は一瞬のうちに私の視界から消滅したのでした。さすがはうちのスネールバスターズです。今日も水槽の平和を守るために戦っていました。

●2003/3/2 オトシンローチ
 うちの太縞君の話なんですが、最近オトシンクルスと仲がいいようで、オトシンクルスが水槽面にベチョっとくっついていると、それを真似るかのごとくに隣で、水槽面に口をくっつけているんです。でも、オトシンクルスは口が吸盤みたいになっているのでうまくそのまま保持できるのですが、太縞君の口がそうなっているはずもなく…。ずるずると下がっては胸鰭と尾鰭で必死でくっつこうとする姿が笑えます。オトシンクルスは常に隣に来られるのでなんかうるさそうにしていますが、太縞君の必死さと対照的でなんとも楽しい水槽です。
 ピンぼけで申し訳ないのですがその時の写真です。必死で水槽にしがみつこうと頑張る姿が微笑ましいです。

●2003/2/26 のし泳法
 日本古来の泳法に「のし」というのがあります。横泳ぎと言われる泳ぎ方です。クラウンローチの変幻自在な泳ぎ方には慣れているものの、今朝見せてくれました!「のし」を。60センチ水槽の右端から左端まで、横倒しになり、お腹をこちらに向けた姿勢で、尾鰭をドルフィンキック。ドドドーとすごい勢いです。泳ぐの早いのは知っていましたが、まさか「のし」までマスターしていようとは。しかも、なぜそこで「のし」なのですか?普通に泳ぐのでは駄目なのですか?何かうれしいことでもあったのですか?
 やっぱりわからない魚です。

●2003/2/25 うたた寝
 今日に始まったことではないのですが、最近、太縞君が横になって寝たと思ったら、慌てて起きて、まただんだんと倒れていったと思ったら、また起きて…。というのを延々と繰り返して寝るようになりました。見ていておもしろいのですが、せっかく寝るんだからしっかり横になって寝ればいいのに。と思った猫丸でした。

●2003/2/21 整列!
 今日、うちの大きいクラウンローチのうちの3匹が水槽の前面で一列に並んでいるのを見ました。1匹目のしっぽに2匹目の頭、2匹目のしっぽのに3匹目の頭が綺麗に吸い付いています。それはそれは奇妙な光景で、前から少しおかしいなと思っていたのに、とうとう頭がおかしくなったのかと思いました。しかも、横になってはいないのですが全員が寝ているようです。「本当に楽しいね、君たちは…」。ほんと、楽しい魚です。




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